甘納豆 か わ むら
甘納豆とは、黒豆、あずき、金時豆などの豆類やクリ、ハスの実などを砂糖漬けして作ったお菓子のことです。
甘納豆という言葉にあまりなじみが無い人は、納豆という言葉が付くとご飯と一緒に食べる納豆を連想してしまい、甘納豆というのは納豆を甘くして作ったお菓子だと思っている人もいるようですが、その納豆とは関係ないようです。
甘納豆はようかんやもなかと並んで日本の伝統的な和菓子として定着しています。
また甘納豆は比較的長く保存がきくこともあり、もらった人が賞味期限を気にしてあせって食べる必要が無いので、お土産や贈り物によく利用されています。
また甘納豆は、さまざまな地域に老舗の有名なメーカーがあるので、通販を使った取り寄せグルメとしても人気のあるお菓子です。
そんな甘納豆で最近口コミで話題になっているのが、金沢にある一軒の甘納豆のお店です。
この金沢で唯一の甘納豆の専門店「かわむら」はお店を出したのが2001年と伝統の街の金沢にしては歴史が浅いお店だと思ったら、曾祖父の代まで営んでいた甘納豆屋さんを再開させたのが2001年ということだそうです。
ですから店構えは伝統の街の金沢にふさわしい雰囲気の店構えになっています。
「専門店にしかできない追求心を持って、本物を提供したい」という店主の情熱が作り出した甘納豆の味が口コミで広がり、地元に住む人や、茶屋街の女将さんや、芸妓さんも利用する地元の人気店になりました。
このお店の甘納豆の種類は、ひよこ豆、白花甘納豆、大納言甘納豆、いも甘納豆、など全部で13種類あります。
どれもこだわりぬいた国産の素材を使い、甘さも体に優しいキノコや海藻からとれる糖で自然な甘さを加えています。
金沢に行った際には、このかわむらの甘納豆をお土産に買っていけば喜ばれると思います。