栄太郎飴



空気の乾燥が激しいこの時期は、のど飴は欠かせないアイテムになるのですが、飴をなめている時に、飴ってずいぶん昔からあるけれど、一体いつごろから日本にあるのだろうと興味がわき、ネットで昔の飴について調べていたら、栄太郎飴という飴があることを知りました。


この栄太郎飴が、日本で最初の飴かどうかは知りませんが、この栄太郎飴を作っているのは「榮太樓本舗」という和菓子の老舗で、創業は江戸安政4年(1857年)だそうです。
日本橋に魚河岸があった頃、栄太郎という人ががそこで働く人々に屋台で名代金鍔を焼いて商売していたのが評判となり、日本橋西河岸にお店をひらいたのが始まりだそうです。その後、「甘名納糖」「梅ぼ志飴」「玉だれ」等を創製して、有名な和菓子屋になったそうです。

この「榮太樓本舗」で売られている栄太郎飴は、お店の創立者の栄太郎が工夫をこらして創製したロングセラーで、江戸時代から変わらぬ味と形で、お客様に愛されてきた商品です。

栄太郎飴の種類は、梅ぼ志飴、黒飴、抹茶飴、紅茶飴と昔からあるシンプルな味の飴です。
飴の入れ物も昔ながらの缶に入った物や、巾着袋に入った物などがあり、入れ物でも老舗の雰囲気を味わうことができます。


また、フルーティーな味が好きという人には、果物の天然果汁をたっぷりと使って作った、木苺、檸檬、青林檎、グレープフルーツなどのフルーツキャンディーもあります。
またこのほど創業150周年を記念して発売された榮太郎飴の特別セットは人気商品の「梅ぼ志飴」と「黒飴」の2缶セットになっていて、入れ物のデザインも凝った物になっています。
江戸時代から変わらぬ飴の味を味わって見たいという人は栄太郎飴を買ってみてはどうでしょうか。